2008年01月07日

07's好曲8「everyhome」

 8曲めに紹介するのは、ハマったのは事実だけど今年の更なる活躍を期待して・・・という条件つきの1曲。03年末以降ほぼ活動休止状態から、2年半ぶりシングル&4年余ぶりのオリジナルアルバムで復活した鬼束ちひろ。「everyhome」「僕等 バラ色の日々」、どちらともそれなりに印象に残ったんだけど、やはり復帰1作目としての印象が強い「everyhome」を取り上げます。

 それまでの羽毛田丈史プロデュースを離れ、売れっ子・小林武史とタッグを組んだ今作。活動休止前はヘビーサウンドに傾倒してたこともあり、その延長か・・・といろいろ推測したのですが、実際はほぼピアノ1本+ボーカルもかなり未処理に近いバラード。彼女の「コエヂカラ」がまだ完全には戻っていないことをあえて晒してまで、歌と再び向かい合うと彼女が決心した原動力は何だったんだろう、と個人的には興味がわきました。

 もともとストーリーテラーというよりは、「自分に降って来た」言葉を詞につむぐタイプのアーチスト。詞については前面にその部分が出ています。浮かんで来るのは、低く雲が垂れ込めた灰色の世界。「僕等〜」も、そのタイトルに反して浮かぶ映像はやはり灰色の日々。でも、器用に幅広い世界を描くというよりも、彼女にしか描けない世界をとこまでも掘り下げる・・・これが彼女の曲の本質なんだと思います。

 テレビではまだまだ精神的安定からはほど遠そうな表情も見えたような気がする彼女。ハラハラしながら、今年も彼女の動向を注目することになりそうです。


posted by 覆面Z at 20:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 年間総括 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

07's好曲7「大阪LOVER」

 昨年のDREAMS COME TRUEの活躍は誰しも認めるところだと思います。正確には一昨年11月の「もしも雪なら/今日だけは」から4枚のシングル、4年に一度のドリカムワンダーランド、吉田美和をとりまく突然の訃報、そして最新アルバム「AND I LOVE YOU」の大ヒット・・・ ファンにとってはたまらない1年だったのではないでしょうか。

 僕が個人的に印象深かったのは、大阪・USJのアトラクションとのコラボ作となった「大阪LOVER」。彼女のライブがワンダーランド=移動遊園地と称されるくらいだから、今までこの形のタイアップがなかったのが不思議といえば不思議。だけど、これだけサイクルの早いJ-POP界と、投資がハンバじゃないアトラクションの連動は本当に素晴らしかった。ということで、7作めは「大阪LOVER」を取り上げます。

 ・・・と大人の事情は理解できたものの、「なぜドリカムが関西弁?」という謎が(一応関西圏在住の長い僕には)ずっとつきまとってました。歌詞のそこかしこに出てくる関西弁的言い回しに最初は違和感があったのも事実。だけど、大阪の彼氏と東京の彼女の遠距離恋愛という設定が、かなり緻密な観察力と計算の上に成り立っていることに思わず感服。

 新大阪駅までスウェットで迎えにいく彼、彼氏=「連れ」という表現、一車線しか動かない御堂筋、東京タワーと通天閣と万博の塔の登場のさせ方、愛着があるがゆえの「大阪のおばちゃん」・・・関西での評価がどうかリアルタイムではわからないですが、少なくとも全国並みには受け入れられたのではないかと思います。

 曲も彼女ららしいアップテンポ。最近では「何度でも」が「LOVE LOVE LOVE」に並ぶ名曲として「成長」してきましたが、この曲と「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」は、今後その可能性を秘めている曲だと思います。とりたててドリカムファンではない(苦笑)僕が、昨年確実にハマった1曲です。

AND I LOVE YOU
UNIVERSAL MUSIC K.K(P)(M)
posted by 覆面Z at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 年間総括 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

07's好曲6「PLAY THE GAME」

 ここから5曲は正直言って僅差でどれを選ぶか迷いました。なので、選ぶ時期が少し違っていたら変わってたかもしれないし、発売された当時のハマり具合なども思い出しながら選んでみました。

 6曲めは昨年解散したロードオブメジャーの「PLAY THE GAME」。タイアップ(NHKアニメ「メジャー」)+大リーガー斉藤投手出演のPVも手伝ってとはいい、シングルチャートでTOP10に入り、有終の美を飾りました。彼らは結局デビュー曲「大切なもの」の大ヒットからほぼセールス的には下り一直線だったのですが、音楽的にはひとつ上のステージに来ていただけに、解散は本当に残念でした。

 覆面的温故知新でも書きましたが、「偶然という名の必然」で一度難解な方向に入りつつ、06年のシングルあたりから再び疾走感あるトラックに戻って来ていると個人的に感じました(この年の2枚がたまたま両方とも野球関係のタイアップというのも偶然か?)。で、「PLAY〜」では、いい意味での「蒼さ」「潔さ」「勢い」が、より少ない言葉で表現されています。北川賢一のボーカルも、気持ちが前のめりになっていた初期の楽曲に比べて、言葉の伝わりと気持ちのスピードが合って来たと最も感じた曲でした。

 バンド系の曲は10曲中おそらくこの作品だけになると思います。ちょっと難しいなあ・・・と思う作品が多い中、単純に気持ちよく聞ける曲でした。バンドの成り立ち上、解散は仕方ないことだと思いますが、それぞれのメンバーが次に関わるバンドサウンドに注目していきたいと思っています。
PLAY THE GAME
JUNK MUSEUM
GOLDEN ROAD~BEST~(5万枚限定生産)(DVD付)
JUNK MUSEUM
posted by 覆面Z at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 年間総括 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。