2008年01月11日

07's好曲番外1 期待のニューカマー

 前回までの記事で07年のお気に入り10曲を挙げましたが、今回は入れたくても入れられなかった曲&アーチストが数作ありました。ここでまとめて紹介したいと思います。

●endscape/UVERworld
 今年のシングルを聴いて、1stアルバムまで遡って聴いたアーチストのひとつ。サビまでのメロディーがあるかないかビミョーな構成(AquaTimezやFUNKY MONKEY BABYSもそうなのは世代的な感覚の違いなんだろうけど)が、どの歌も同じにしてしまってる部分はあると思うんだけど、言葉遣いとか独特なものを感じるし、サビ命という意味ではコンスタントにいい作品が書けてると思います。働きマン×「浮世CROSSING」で化けると思ったんだけど・・・

●もう君がいない/FUNKY MONKEY BABYS
 このへん、バンドはユニットかという形態の違いこそあれど、ヒップポップとミクスチャー系の境界がなくなってきていることを感じさせるアーチスト。この曲で俄然彼らの評価上がりました(それまではただのノリ系ユニットだと思ってたので^^;)。特に声がいいとか、ラップにキレがあるとか、そういうのじゃないんだけどなぜか歌の世界に惹かれた曲。

●花/中孝介
 昨年は男性ソロボーカルにも期待の芽が。秦基博「鱗」、馬場俊英「スタートライン~新しい風」あたりも挙げたかったけど、やっぱり声の力に圧倒されたのはこの曲だったかな。楽曲提供の森山直太朗がこんなところで再評価されたのも嬉しかった(^^)。ただ、ポップスにいかに展開していくか、という意味では元ちとせ同様苦戦しそうなんで、今年は正念場かも。

●Innocent Blue/mink
 今年初め、エイベックス初の新人では中村中の方が騒がれてたんだけど、角川映画との強力タイアップがある彼女の方が間違いなく来る・・・と思ったんだけどなあ。低音から高音まで重量感のある声、映画ともリンクした壮大な世界は一聴に値すると思います。その後4種類発売とかやってるわりにタイアップには力が入っていない?

●たしかに/アンジェラ・アキ
 「サクラ色」がすっかり代表曲になっちゃったので、あえてこっちを推します。彼女はちょっとシングル多作すぎて、聞き込む間もなく次の曲・・・ってプロモーションになってしまった気がする。ただ、アップテンポのこの曲で弾き語りのイメージから脱却できたのは成果かな。もともと流行歌を歌うタイプじゃないので、例えばaikoくらいのペースで確実に浮気しないファンをつかんでいってほしいです。

 もう1回分くらいかかりそうなんで、続きは今週の一連のチャート記事のあとに(^^)。
endscape
ソニーレコード

posted by 覆面Z at 23:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 年間総括 | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

07's好曲10「トレイン」

 07's好曲も残り1曲になりました。最後は悩みに悩んだ末、07年は3枚のシングル&待望の5thアルバム「ケツノポリス5」発売と精力的に新作を発表したケツメイシ「トレイン」に。彼らの曲、個人的にツボにハマる曲とそうでない曲の差がかなり大きいんですが(苦笑)、これに関しては一言で言えば「ずるい」というのが感想でしょうか。

 花鳥風月を織り込んだ詞、「列車」を介して夢に向かって進み出せとエールを送るテーマ、韻の踏み方、子供心をどこでリサーチしてきたのかという緻密な感情表現。どれもこれまでのケツメイシの曲にない新しい要素ではないんだけど、なぜか新しい感動を呼び起こす。すごく不思議な歌です。

 テーマは違うけど、トラックのつくり的には「さくら」に近い、ポピュラリティを持たせたものを狙ったのだと思います。ラップパートは長いんだけど、コアなファン以外もついていけなくもないさじ加減。でもってサビはしっかりとしたメロディーを持ってくる(このパターンは最近のミクスチャー系バンドにも共通するところですが)。この按配は絶妙です。「聖なる夜に」も良かったけど、個人的にはラブソングよりライフソングの方が彼らの作品に関しては奥が深いような気がするのは僕だけ?(苦笑)

 さて、「ケツノポリス5」はさすがにバカ売れした前作「4」には遠く及ばないセールスになりそうです。とはいえ、この手の音楽がダブルミリオンまで行くこと自体が正常じゃないのかも。そこらへんは充分オトナですし、08年はもしかするとツアーとかのみでまったく音源は出ないのかも。しばらく「5」をヘビーローテーションにして新作を待ちたいと思います。
トレイン
トイズファクトリー
ケツノポリス5
トイズファクトリー
posted by 覆面Z at 07:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 年間総括 | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

07's好曲9「哀歌(エレジー)」

 残り2曲となりました。昨年前半の曲だったんで、正直なところ今のハマリ具合ではちょっと順位は下がるんだけど、これが出た当時はこればっかり聞いてたことが過去の記録から判明。ということで、9曲めは平井堅「哀歌(エレジー)」です。

 05年のベスト盤発売前後から、あえて健全系バラードのイメージを崩すべく「POP STAR」「バイマイメロディー」と80年代歌謡曲的フレーバーのする曲を続けてシングルで出した彼。個人的には違うな~と思ってたんですが(1ヶ月後にすぐ「君の好きなとこ」が発売され、この曲のメディアでの賞味期限が短かったのはホント惜しい・・・)、ひさびさにエロスを感じるバラードが来て嬉しかったのを覚えてます。「汚して」「溺れて」「壊して」「引き裂いて」「蝕まれ」「落ちてく」・・・これだけの言葉を畳み掛けるように歌って描かれるR指定の世界を、彼以上に体現できる人は現在のJ-POPアーチストではおそらくいないんじゃないでしょうか。

 あと、カラオケで歌ってわかったんですが、この曲は歌の世界にどっぷり入らないと歌えません。少しでも照れがあると無理。そのくらいギリギリのラインで作ってます。このあとの「fake star」はちょっと狙って作られた感があって、彼のモノマネ的歌い方をすれば何とかなるのですが(苦笑)。
 しかし、05~07年とオリジナルアルバムがない彼。ここまでのシングルを全収録したアルバムとなると、全貌はいったいどんなことになるんでしょうか。08年はそっちが楽しみです(^^)。

posted by 覆面Z at 12:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 年間総括 | 更新情報をチェックする

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