2006年01月06日

05総括10・ココロノコンパス

 05年のベスト10曲も最後の1曲になった。最後くらいは個人的な好みで入れてもいいかな、ということで、下期の曲が好くなかったのでこの曲に。(コブクロ他入れたい人がいっぱいいたんだけど・・・)槇原敬之が昨年出した2曲のうち秋に出した最新シングル。

 オリジナルアルバムこそ出さなかったものの、カバーアルバムにシングル2枚を聴く限り、サウンドおよびメロディーメーカーとしての彼は完全復活したといっていいと思う。この曲も無国籍風のサウンドに力強いメッセージが響く。最近ミディアムスロー系が多かったので、ひさびさのアップテンポというのも嬉しかった。声も全盛期のそれにほぼ近づいている。

 それだけに、あえて一言加えるなら、詞の説教臭さ、何とか取れないものか。例の事件を引きずっているとは思えないが、事件以前とは違う場所に着地してしまった以上、彼に繊細緻密なストーリーテリングを求めるのは無理なことなのかな、と考えてしまう。カバーアルバムも「ヨイトマケの唄」や「ファイト!」など、公明正大な歌を歌うほどハマりすぎて聴くのに正直疲れるのだ(その意味では「traveling」くらい歌詞もアレンジもぶっ飛んでる方が逆に気持ちよい)

 今年は早やアルバムも控えているらしい。最後も男性ソロアーチストになってしまったが、J-POP復権のためにもなくてはならない才能、期待したいと思う。

 明日からは番外編。書ききれなかったアーチストについて、今年の展望とまとめて書きます。
posted by 覆面Z at 19:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 2005年総括 | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

05総括9・Dreamin`On

 この曲は厳密には一昨年11月発売なので、05年のベスト10に入れるのはためらったのだが、年初はこの曲にどっぷりつかり、また彼らのブレイクを心から応援していたのであえて入れたい。D-51の2nd「Dreamin' On」である。(あえて書くが大ヒットした「NO MO RE CRY」ではない)

 この曲には今の若者がきっと抱えているであろう不安と夢が微妙なさじ加減で詰まっている。そしてデビュー曲「TOP OF THE SUMMER」で南国・沖縄出身であることを打ち出した彼らにとっても新機軸のマイナー曲調だった(セールス的には1stほどいかず)。勝負曲と見ていた次の曲が、まさに「ごくせん」ブームにのって大ヒットした。見た目的に近かったCHEMISRTYとは違った形のデュオのあり方を示してくれるのでは、と期待もしたものだ。

 ところがそのセールスが1stアルバムにつながらず、アルバムのテイストを引き継いだ次のシングル「ハイビスカス」では思いきりコケてしまう。最新曲「ALWAYS」も、映画「三丁目の夕日」の大反響とは裏腹にぱっとしないままチャートからいなくなってしまった。爆発的ヒットが出てしまうと、そのイメージに縛られてしまう格好の例になってしまった。

 今年の彼ら(制作サイド)は難しい舵取りを強いられるだろう。コブクロ、WaT・・・タイプこそ違えど、結果的にデュオ豊作となった年を生き残るのはかなり難しい。とりあえず次の一手に期待したい。伸びしろはまだまだありそうなふたりだから。
posted by 覆面Z at 22:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 2005年総括 | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

05総括8・さくら

 悔しいけれど、昨年の代表曲としてこの曲を入れないわけにはやはりいかないだろう。ということで8曲めはケツメイシの「さくら」。実は今年のベスト10曲に彼らを入れるのは「花鳥風月」についで2度め。ヒップホップは正直苦手な僕ですが、彼らの曲は大衆ウケと自分たちの音楽の本流の接点を微妙にうまくついてくる。その集大成(おそらく彼らもそういう意識があるんじゃないだろうか)がまさにこの曲だ、と改めて感じた。

 彼らの曲には、強引に英語で韻を踏んだり洋楽テイストのサウンドやフレーズを無理やり持ってくるということがほとんどない。むしろテイスト的には「和」の部類に入り、一昨年の「君にBUMP」のような曲の場合は、逆に古き良きを確信犯的に狙ってくる(PVに羽賀研二を持ってくるあたりのさじ加減はプロの仕事!)。「さくら」の場合も、PVとのコラボは見事なくらい効果的だった。あれと冬ソナのヨン様の吹き替えで、萩原聖人のイメージがどれだけ上がったことか(笑)。キャッチーなサビと容赦ないラップ部分を両立させ、アルバム100数十万枚にまでつなげた今年の活躍にはさすがに驚いたが。シングルを聴いてアルバムを買った人のうち、どれだけの人がアルバムについていけたかは、正直未知数だと思うのだが(苦笑)。

 彼らもまた今後、勝手に出来上がっていくパブリックイメージと闘っていくことになるのだが、次あたりに唖然とする超エロエロ路線の曲を持ってきて「はい、おしまい」にしてしまいそうな気がする。そのくらい酸いも甘いも知ってそうな感じだったら、同じ曲を作っている人間としても尊敬する。かなり冒険がいることだけど。
posted by 覆面Z at 20:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 2005年総括 | 更新情報をチェックする

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