2008年08月09日

安室3枚めベストのすごさ

 安室奈美恵のベスト盤の売行きがすごいことになっている。数字だけ見てもすごいのだが、3枚めのベスト盤をいうことを考慮すればさらにそのすごさがわかる。

 彼女はエイベックスにいながら、TKプロデュースのシングル多作時期を除いて発売ペースが多すぎず少なすぎずでここまできている。またバラードベストや、一度収録されたシングル曲を再び括りなおしてのベスト盤発売もなく、シングル中心のベスト盤を98年、04年、そして08年とほぼ5年間隔で発売しているのも注目すべき点だ。

 一方、ベスト盤を3枚出すには少なくとも10年以上の活動歴と30~40枚のシングルが必要だろう。多作すぎるEXILEや倖田來未は別として、最近ではB'z、ZARD、モー娘。浜崎あゆみ、TUBEあたりがいわゆるシングルベスト3枚組、アイドル出身で記憶にあるのは中山美穂くらい(再発や旧譜ベストのぞく)か。10周年or15周年ベストになると、大ヒットした過去の曲をメニューに入れないことには売上が伸びないこともあり、オールタイムベストになっている可能性が極めて高い。その点、この6年間のシングルだけでベスト盤を構成している点がさらに評価されるべきだと思う。

 本当は、2枚めのベスト盤「LOVE ENHANCED」を聞くと、この中の収録曲でかなり曲のテイストが変化していることに気がつく。セールスは低迷期にあたるが、できればあわせて聞いてみると面白いのではないか。
LOVE ENHANCED - single collection
エイベックス・トラックス
posted by 覆面Z at 22:06| Comment(5) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

ミスチル「GIFT」の不安材料

 シングルチャートは予想外の展開。金曜デイリーでアラジンに首位を明け渡してしまった。今回は1週間完勝がどうかな・・・と正直思っていたので、まだ中盤戦での入れ替わりに僕も正直ビックリしています。かなり強引な推論ながら、今回不安材料を2点ほど持っていたんですが、なんだかそれが的中しそうな予感・・・

 ひとつは1番の歌詞の特に歌い出しとサビの頭の部分(この部分がおそらくNHKの中継や結果速報で一番流れる部分)。「一番きれいな色」「一番ひかってるもの」「色は変わり果て」「白か黒で答えろという~」「白と黒のその間に無限の色が広がっている」「君に似合う色」・・・これだけ「色」に関する歌詞が出てくるのだ。彼の詞にはめずらしく、くどいくらいの説明口調だ。まるでNHKから手直しを指示されたのではないかというくらい(このテーマでは2番の歌詞の方が断然こなれている)
 この部分がリピートされることによる楽曲の評価って、果たして上がるんだろうか・・・というのが僕の正直な感想だ。さらにはゆずの「栄光の架橋」や平原綾香「誓い」との共通点でもあるのだが、超大作指向。ただ、あまり歌が盛り上がりすぎると、その歌に乗せて伝えられる口調が逆にしょぼくなるリスクをも持っていると思う。

 もうひとつは発売スケジュール。開会式は8日だが、サッカーがひと足早く試合をスタートするので、実質来週明けからミスチルのこの曲は民放では聞かれなくなると思われる。本来なら発売日をもう1週前に倒すか、発売前からのプロモーションをもう少し考えるべきではなかったか。(夏フェスやらいろんな都合はあり、さらに8月はサザン、SMAP、嵐、KinKiとほぼ首位メンバーが見えているから、後ろにずらすのはなかなか難しかったのだろうけど)。

 今回アラジンという攪乱要因があったものの、羞恥心の2枚のシングルに比べて格段に売れているわけではない。これがなくても「GIFT」は苦戦する可能性はあったのかもしれない。そのミスチルの次の新曲が、フジテレビのドラマ主題歌で、しかも視聴率もまずまずの発進、というのも皮肉な話だ。
GIFT
トイズファクトリー
posted by 覆面Z at 20:34| Comment(4) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

中ノ森BAND解散・ガールズバンドの難しさ

 普通にバンドメンバーに女性がいる昨今ゆえに、ガールズバンドとしての立ち位置がはっきりしなかったのが最後まで響いたような気がする。先月末にて解散を発表した中ノ森BAND。フジテレビのドラマ主題歌タイアップをもらったりと、ブレイクのチャンスが何度かあっただけに、デビュー4年での解散はととても残念だ。

 現在活躍中の女性バンドとしてはチャットモンチーがいるが、彼女らは音にしろ立ち位置にしろ、夏フェスで男性バンドと堂々渡りあえるようなある意味での「逞しさ」を持っていると思う。一方、現在は空き席状態だが、過去にはZONEのようにアイドルとバンドの両方の要素を上手くとりいれてチャートに定着したバンドもいた。中ノ森BANDは、結局そのどっちにもつかないままブレイクステージに立てなかったような気がする。

 大半のシングル曲を他アーチストから提供してもらっていたことも、バンドカラーを出す上では難しかったかもしれない。なら、いっそのことアイドル的に表舞台に立ち、PRINCESS PRINCESSがそうだったようにその後アーチスト路線に舵を切ることもできたのだと思うが。ボーカルがノドの手術のため活動を休止し、そのまま解散というのはあまりに突然だが、もしかしたらレコード会社(インペリアル=テイチクのポップス部門)がハンドリングしきれなかったのかな、という印象も今だからしてくる。とにかく今後のメンバーの成り行きを見守るとしたい。
エレクトリックガール(初回)(DVD付)
TEICHIKU ENTERTAINMENT(TE)(M)
posted by 覆面Z at 22:59| Comment(3) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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