2007年05月31日

続・ZARD坂井訃報で思うこと

 実はこれ以上記事を書くと、まるで芸能ニュースのようになりかねないのでどうしようかと悩んだ。けれど、ファンの方含めいくつかのブログを見て、もう1回だけ思うところをこのテーマで書かせていただこうと思う。

 ZARD坂井泉水の訃報から数夜明けて、ニュースはその死因が何だったか、の方に内容の重点が移ってきているように感じる。今回所属事務所が早々に事実コメントを公表したのも、のちに発表される病院が警察側との状況認識の違いに対して先手を打ったのではないかというのが僕の見方だ。沈黙していたのでは、ただでさえ謎の多かったアーチスト、噂だらけになりかねない。その意味では、これ以上の現場検証の内容や死因特定の報道はもういいのではないかと感じる。

 例が悪いが、尾崎豊のように彼の生き様が音楽性にも顕著に反映されていたアーチストであれば、そこを理解することで遺作への共鳴が増す部分もあるかもしれないが、彼女の場合は明らかに違う。むしろ、生活臭を意図的に排除した、一度発表してしまえばあとは聞き手の中でパーソナルな居場所を作ってしまうタイプの曲が大半だったから、正当に残された曲そのものにスポットライトが当たれば、彼女としても本望なのではないか。

 最後に、昨年発売の15周年アルバムが急浮上、オリコンデイリー(直近)では3位、Amazonランキングではとうとう1位になってしまった(おそらくショップ店頭では品切れが続出し、より入手しやすいネット通販の方に早く反応したのだろう)。最後のオリジナル盤から後に出されたシングルは2枚。シングル全発売枚数を考えると、この15周年盤以上の「コンプリート収録」作はでないのかな・・・今回だけは便乗商売と言われてもいいから、ファンのためにも彼女のためにも、発表音源完全収録作が出てもいいんではないかな。ということで、僕は過去の2枚のベスト盤を聴きながら、コンプリート盤が出るのを待ってるところです(^^)

posted by 覆面Z at 20:13| Comment(5) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「君に逢いたくなったら・・・」が好きだったんですが、GoldenBestに入ってないんですね~。
ベストやら企画盤やらが結構たくさん出てるのに、それを全部買ってもシングル曲が揃わない・・・それどころかオリジナルアルバムにも入っていない、もしくはバージョン違いだったりする曲も多々あるみたいで・・・
こんなにムズムズするのは久々です・・・僕も「コンプリート盤希望」に一票投じます!
Posted by しょう at 2007年05月31日 18:05
尾崎豊さんとの対比、すごくよくわかりました。私が言いたかったことを、素晴らしい的確な表現で書いて下さっているのをみて、すごく嬉しくなってコメントさせていただきました。
>一度発表してしまえばあとは聞き手の中でパーソナルな居場所を作ってしまうタイプの曲という表現にすっごく納得・感心しました。
私が彼女の曲の大好きなところです。
>正当に残された曲そのものにスポットライトが当たれば、彼女としても本望なのではないか。
はい。 私もコンプリート盤期待してます。
Posted by ドーター at 2007年05月31日 23:15
>しょうさん
 正確にはわからないですが、オリジナルアルバムにも入っていないシングル曲ありですか(直近の2枚はアルバム発売後だから当然として・・・)あと本当の初期の曲も入ってないですよね(こっちはむしろ入れたくない圧力があるのかもしれませんが「不思議ね・・・」とか結構好きなんで)
 ファン投票はもういいんで(^^;)、せめてシングルA面だけでもいいからコンプリート盤、ぜひ期待したいです!

>ドーターさん
 こんにちは。他のアーチストで思い浮かばなかったのでこういう表現になりましたが、まさにそうだと思うんですよ。
 あと、ここ数日で感じたのは「実はファンでした/聴いてました」率が意外と高いこと。ZARDオンリーと言うよりは、J-POPでいくつか好きなアーチストがいるかで、何番目かには彼女の存在がある、っていうことでしょうか。最も聴いてた曲はやはり初期の曲が中心になるんですけど。
Posted by 覆面ブロガーZ at 2007年06月02日 10:10
ZARDの素直な歌声に惹かれます。ひたすらに自分の歌の世界に生きた彼女、地味で人見知りで、人前に立つことが緊張の連続であった人・・・そういうことが次第に忘れられようとしている社会だから、ZARDが改めて輝いて見えているのでしょう。あの清楚な歌姫は、失われた時代の残影なのです。彼女の死とともに、ひとつの時代が終わったのかもしれない。 "
2007年08月14日
Posted by NAO at 2007年08月29日 21:32
>NAOさん
 コメントありがとうございます。
 この記事が5月末、今レスを書いているのがちょうど3ヵ月後。新たにベストが2枚出たものの、すでにあの時の感傷に浸る空気は薄まってしまってます。

 また年末くらいには今年の重大ニュースで取り上げられるんでしょうけど、改めてJ-POPシーンが「消費」の方向に回っていることを感じずにいられないですね。メジャーなアーチストとして次々作品を発表していかなければいけないことに対し、彼女もどこかで違和感を感じていたのかも。
Posted by 覆面Z at 2007年08月30日 13:46
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