2008年02月10日

元祖アイドル歌謡の手本を見たマッチの新曲

 近藤真彦がジャニーズ若手バンド・QUESTION?と組んだ「目覚めろ!野性」が好調なチャートアクションを見せている。アニメタイアップ、若手ジャニーズと組んだとはいえ、事務所としては端境期のリリースでここまで売れてくれれば御の字といった感じだろう。実はこの曲、アレンジこそ今のJ-POPと変わりない印象だが、詞曲は80年代歌謡曲のいいとこどりをしている「よくできた曲」だ。

 新堂本兄弟にゲスト出演していた時に改めて気づいたんだけど、マッチのボーカルキーは今のジャニーズからは考えられないくらい狭い(特に高音域)。マッチがメイン、KinKiのふたりがサブで歌っていたのだが、ふたりが軽々と出していた高音域が、ちょうどマッチの高音域の一番上だったのだ。この曲、Aメロのキーはそんなに低くないのだが、サビになっても盛り上げるためにキー全体を上げるという細工がされていない。極端な話「1オクターブの範囲で曲を作ってくれ」と職業作家が注文を受けていた時代のつくりなのだ。クレジットを見る限り、当時の作家陣ではないようなのだけど。

 サビタイトルのあの振り付けも、激しすぎず、でも年相応に見映えのするものになっている(タキツバの今井翼が担当したらしいが)。もともとダンス系の振り付けがあったアイドルではないから、上手く当時のイメージを残しつつ年を取っているなあ、という気がする。レースをやっていたりと、芸能界以外の世界を見てきたのがここにきていい方に身についてきているのだろうか。

 50歳代では郷ひろみが相変わらず派手なアクションで、いくつになっても郷ひろみを演じている。種類は違うけど、「50歳になっても××」と言える最短距離にいるアイドルは、もしかしたら彼かもしれない。
目覚めろ!野性
ソニー・ミュージックレコーズ
posted by 覆面Z at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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