2008年02月04日

チェッカーズ「I Love you, SAYONARA」

 温故知新20世紀バージョン、2回めは83年にメジャーデビュー以降10年間常に第一線を走り続けたPOPSバンド・チェッカーズ。確かな作家陣による楽曲とアイドル的要素でブレイクし、その後セルフライティング&プロデュースにスムーズに移行していったバンドの稀に見る成功例だと思います。それだけに、メンバー間のゴタゴタがあってか、解散後バンドや楽曲について語られることが非常に少ないのが残念。その中でもメンバー作での評価を確実に、かつバンドのカラーを決定づけたのが、セルフプロデュース2作目となった「I Love you, SAYONARA」(87年)だと思います。他にも好きな曲はヤマほどあるのですが、今回はこの曲について書いてみます。

 彼らのメンバー構成を大きく特徴づけていたのは、Saxパートとコーラスがいたこと。藤井尚之のSaxプレイには泣きのフレーズもありましたが、メジャーアップテンポのからっとした楽曲がより合っていたのではないでしょうか。そして80年代以前のアメリカンポップスの要素を取り入れつつ、詞は藤井フミヤが一貫して手がけ、作曲を複数のメンバーが分担することで巧く幅を持たせていました。この曲は典型的なアメリカンポップロック。タイトルフレーズの対比といい、盛り上げるポイントが何度も出てくるメロディーラインといい、本当によく出来ています。このあと「Jim&Janeの伝説」「Friends and Dream」など、同系譜に置かれるシングルの原点の曲のような気もします。

 器用になった彼ら、後期には「ミセスマーメイド」の16ビートや「Present for you」のDoo-Wapなど、より音楽の幅を広げていきますが、その中でバンドでできることはやりきったと言う達成感に到達したのかもしれません。せめてテレビの懐かしの映像ででも見られればいいんだけど、そのへんも本当に徹底していると言うかなんというか(^^;)今回F-BLOODとして藤井兄弟のコンピが復活しましたが、やっぱりチェッカーズと似てるようでさに非ず、という印象を受けました。最も音楽をよく聴いていた時代の思い出の曲でもあります。

posted by 覆面Z at 22:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 覆面的温故知新 | 更新情報をチェックする

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