2007年12月17日

河口恭吾・カバー盤発売は早くも守勢か

 最近乱発気味とさえ言えるカバーブーム。徳永英明のようにある種「攻めのカバー」もあるのだろうが、中にはオリジナルでのセールスが見込めないため、底上げ、あるいは最後通告と言ってもいい作品もあるのが現状だと思う。

 03年に「桜」がヒットし、遅咲き男性ソロシンガーとして注目を浴びた河口恭吾。その後「桜」を超えるヒットに恵まれず、06年2月発売のベスト盤を最後にレコード会社移籍となった。このときも1曲目に尾崎豊「I LOVE YOU」カバーが収録され話題になった。その後シングル4枚、アルバム1枚は出たものの、このタイミングでカバーアルバム「君を好きだったあの頃」発表。何となく攻めのカバーではない、発売せざるをえない事情を感じてしまうのは僕だけだろうか。

 曲目もドリカム「LOVE LOVE LOVE」、久保田利伸「LA・LA・LA・LOVE SONG」、藤井フミヤ「TRUE LOVE」などはいわばカバーの”定番”。小田和正、CHAGE&ASKA、宇多田ヒカルのメガヒット曲など、彼がこの曲をカバーする必然性を感じるには?がつく曲が多かったようにも思う。しいていうなら、彼のソフトなボーカルからは意外だったFLYING KIDS「幸せであるように」、キョンキョンの「優しい雨」、そして唯一シングル曲ではない槇原敬之「LOVE LETTER」あたりに個性が見られた感じか。

 彼のボーカルは素晴らしいし、適度に抑えた生音中心のアレンジで統一されたプロデュースの方向も間違っていないと思う。一方でLeadや中孝介などに曲提供もしているのだから、やはりオリジナルが聴きたいというのは無理な願いなのかなあ。
君を好きだったあの頃
NIPPON CROWN CO,.LTD.(CR)(M)
posted by 覆面Z at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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