2007年09月21日

無機質を逆手に取った「ポリリズム」の企画勝ち

 アイドルマスターとac(公共広告機構)という、まったく畑違いの仕掛けで一躍シングルTOP10に飛び込んできたPerfume。03年にインディーズ、05年にメジャーデビューの3人組というプロフィールらしいが、まだテレビ等の露出も少なくメンバーの顔も声も区別がつかない状態・・・(^^;)。「ポリリズム」は、これまでも彼女らの作品を手がけてきた中田ヤスタカ(capsule)プロデュースだが、最近のJ-POPを逆手に取った面白いアプローチをしているので書いてみようと思う。

 capsule自身(女性ボーカルとの2人組ユニット)、03年に自らレーベルを立ち上げ、ポップなデザイン性を打ち出したアートやイベントと連携した音楽活動をしている。打ち込み系のダンスミュージックがベースにあり、ユニットの作品にリミックスものも少なくないが、その手法をまんまPerfumeにも適用した印象だ。

 彼女らの過去のシングルには「コンピューターシティ」「リニアモーターガール」「エレクトロ・ワールド」・・・と、どこか近未来、無機質、電脳を感じるタイトルが並ぶ。「ポリリズム」も音は王道テクノ。ボーカルには原型をとどめないほどのエフェクトをかけ(それもエコーやリバーブなど広がる系ではなくフランジャーなど歪み系)、声を大胆にも分解・サンプリングして音の素材をして扱っているパートが延々と続いたり。冷静に聞くと結構パターン化されていて決して深みがある曲とは言えないのだが、聞いたら中毒症状になるか拒絶反応を起こすかどっちか、という音だ。

 アイドルは歌が上手い、上手くない・・・そういう次元とはまったく異質なところにいる作品。これがacの「環境リサイクルキャンペーン」に採用されたこと自体がある種驚きなんだけど、ひとつだけ確信したのは、彼女ら、事務所がサザンや福山雅治を抱えるアミューズなんですよね。その点ではヒットするべくしてヒットしたのかも。(ちなみに「おしりかじり虫」にもアミューズ、絡んでるんですよね。何だかNHKと強いパイプでもできたのかしら?)
ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)
Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)
posted by 覆面Z at 19:49| Comment(2) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。