2007年09月15日

音域が広いのはいいけれど

 最近改めて思ったことがある。音域の広さをセールスポイントに売り出されたアーチストを見て、リスナーは何をどう感じるのだろうか。
 ステファニーが「5オクターブの音域の持ち主」ということでただいま売り出し中だ。デビュー曲「君がいる限り」はその目新しさもあって最高位36位まであげた。が、2nd「because of you」は登場週の50位が最高位。この売り方ってどうなんだろう、って思う。

 MISIAがデビューした時も、謎に包まれたプロフィールとともに、音域の広さを前面に出したプロモーションだったと記憶している。デビュー曲「つつみ込むように・・・」の、当時はほとんど意味不明に思えた超音波のような高音フェイクを聞いて、「そこまで実力を見せつけんでも」と当初は感じた。が、その後2nd「陽のあたる場所」でR&B色のサウンドを打ち出す方に微調整して、大ヒットした1stアルバムへとつなげている。確かに、広い音域をめいっぱい使った楽曲も彼女の持ち味で今の地位を確立した要因だとは思うが、それだけが一人歩きしたものではないと感じるのだ。

 ステファニーのシングルは両方ともドバラード。ここから音の展開がないと、リスナーからは遠く離れた存在の「ただ音域が広いだけのボーカリスト」で終わってしまいかねない。とともに、「音域が広ければいい」「声が高ければいい」信仰からもそろそろ抜け出してほしいと思うのだが。
because of you
SME Records
posted by 覆面Z at 19:33| Comment(5) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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