2007年09月10日

着うたフル配信サイトに期待したいこと

 GReeeeNの『愛唄』が、着うたフルだけで史上初の100万ダウンロードを達成した、と所属レコード会社が発表した。着うたや着メロなどを含めるとダウンロード総数は300万超。CDシングルでは「千の風になって」以降もうミリオンが出ないのでは・・・と個人的に思っていただけに、これが本当なら快挙と言っていいと思う。

 その前には、宇多田ヒカルが音楽配信での記録を樹立、着うたフルや着うたの総計が550万ダウンロードを突破したが、主にはバージョン違いがある着うたの数によるもので、着うたフル単体ではミリオンに到達していない(その分CDシングルが70万枚超とGReeeeNを大きく上回っている)。これはひとえに、両者のファン層の年代や音楽入手方法の違いによるものだろう。

 GReeeeNは配信限定の新曲「街」も、着うた配信サイト「レコ直」の8月月間ランキングでTOP10入り。RSPやMonkey Majikもここから先にブレイクするなど、オリコンチャートとは違った動きを見せているところが興味深い(同じフルサイズダウンロードでも携帯向けとPC向けでは全く違うし、iTMSはさらに並びが異なる)。

 着うたフルチャートの動きが独自なのは、何も新曲に限らない。RSP効果で三木道三「Lifetime Respect」が、「VOCALIST」シリーズヒット効果で徳永英明「壊れかけのRadio」が、「エヴァンゲリオン」効果で高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が再浮上してきている。再プレス(→店頭陳列)が必要だったCDチャートではおおよそ考えられなかった動きだ。

 むしろこちらのチャートの方が、リスナーに聞かれているヒット曲の実態を表しているように思えるからこそ、各配信サイトには週間での推定ダウンロード数の実数公表を期待したい。シングルCD市場と音楽配信市場の規模がすでに逆転してしまっている今、信憑性のある数字が世に出せれば、音楽チャート市場を独占しているオリコンチャートに風穴を開けられる可能性が出てくると思うのだが。その意味では、「着うたフル」という言葉自体が商標登録されており、自由に使えないのが残念なのだが。

posted by 覆面Z at 19:53| Comment(6) | TrackBack(0) | メディア雑感 | 更新情報をチェックする

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