2007年09月30日

SING LIKE TALKING「Spirit of Love」

 88年デビューというから、来年でちょうど20周年。そろそろ動きがあってもいいのでは・・・と思っているのですが、今日はSING LIKE TALKINGを取り上げます。直近は佐藤竹善はじめメンバーおのおのの活動がメインで、新作はアルバム「RENASCENCE」(03年)以来出てません(^^;)。今度出るシングル「サヨナラ」は意外や意外、GAOのカバーだし、そのあと出るカバー盤「ウタヂカラ〜CORNERSTONES4」もフォーク系の曲が多くて、今はSLT的楽曲をやる気分じゃないのかな・・・

 彼らの最大のヒットシングル「Spirit of Love」(95年)。メンバーがバックグラウンドに持っている黒人音楽の要素、一般受けしそうなAOR的メロディー、高度な演奏技術、美しいハーモニーなど、彼らのおいしいところが詰まった曲です。「離れずに暖めて」(93年)のスマッシュヒットで音楽通には名前が知れ始めた頃でしたが、この曲がFM曲のパワープレイに続々と決定したことからじわじわと火がつきました。レコード会社がFMのパワープレイにブレイク前アーチストを推すようになった流れの中の一組だと思います。すでに新人とはいえない完成度でしたけど。

 竹善のボーカルも圧倒的な説得力で迫ってきます。最近でこそボーカルスタイルはややあっさりしてきた印象ですが、Skoop On Somebodyなどは彼らの系譜に連なるアーチストで頌。また、ソロ活動中は小田和正、コブクロ、スタレビ、SOFFetなど年齢ジャンルの違うアーチストとも積極的にコラボを展開、攻めの姿勢を崩していません。

 直近のSLTの音は打ち込み色が退き、ややギターロック色を強めています。カバーを経ておそらく来年の活動再開時に、どんな音で戻ってくるかが楽しみです。
Spirit of Love
ファンハウス
SECOND REUNION〜The Best Of Sing Like Talking
ファンハウス
posted by 覆面Z at 22:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 覆面的温故知新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

久々に存在感を見せた中島「LIFE」のツボ

 中島美嘉の「LIFE」がTOP10入り3週、累計でも10万枚と、シングルとしてはひさびさにヒットといえる成績を残した。同名のドラマタイアップが貢献したことは間違いないだろうが、それ以外にもヒットにつながった要因はいくつかあったと思う。
 
 NANAとしての活動を挟んで、このところシングルはずっとバラード系の曲が続いていた。彼女の過去の代表曲はバラードであり、本人の意向にも沿っていたのだろうが、リスナーとしては多少ワンパターンに聴こえていたのではないか。
 今作は4つ打ちバスドラのリズムから始まり、ミドルとはいいながらテンポ感がある。そして、サビ頭に象徴される細かい譜割り&音程が激しく上下するメロディーがこの曲の最大の聴かせどころだ。

 彼女のボーカルは、時々音程やピッチを微妙に外れているのではないか、と思う時がある。他のアーチストに出せない味とでもいう、意図しないこの外れ具合を、まさにサビの歌い出し「果てしなく〜」に強く感じるのだ。また、細かい譜割りと声を伸ばす部分が交互に出てくることで、それぞれが引き立って聴こえる効果もある。どこまで狙ったものかは推測の域を出ないが、彼女が歌ったからこそ味が出た作品だと思うのだ。

 来月には早くも新曲「永遠の詩」がスタンバイ。あの宮沢和史が作詞、サウンドトラックはジャマイカのレゲエ界大御所が参加。再び「ALL HANDS TOGETHER」のように民族色が強い方にいったんは動きそうだが、逆に盛り返した今の時期が実験色の強いシングル発売のチャンスか。
LIFE
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
posted by 覆面Z at 20:24| Comment(9) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

10-12月期ドラマ&アニメタイアップを占う

 9月に入ってから、シングルチャートが静かだ。厳密に言えば、静かなのではなく、新曲が登場しては急降下し、既発曲が長く居続ける構図がずっと続いているわけだが・・・ なぜだろうと考えてみたら、7−9月のヒット曲の大半はドラマタイアップで、これらの曲がチャート上位から消えていったからだと思われる。(最後に発売になった絢香、KinKiあたりがTOP10から消えつつある今、あゆやコウダのシングルがなければどんなにレベルが低かったことか・・・)

 で、10月以降発売予定のシングルで、ドラマタイアップの判明しているものをざっと見てみた。

高杉さと美『百恋歌/遠く離れても』:C/WがANB系ドラマ「女刑事みずき 京都洛西署物語」主題歌
坂本サトル&ROSYと気のいい仲間達『花のとなりで』:TBSテレビ系ドラマ「ガラスの牙」主題歌
mihimaru GT『タイトル未定』:NHKドラマ「上海タイフーン」主題歌
矢井田瞳『ハネユメ』:ANB系ドラマ「ガンジス河でバタフライ」主題歌
Aqua Timez『小さな掌』:TBS系ドラマ「ジョシデカ!-女子刑事-」主題歌
コブクロ『蒼く 優しく』:NTV新ドラマ「ドリーム☆アゲイン」主題歌
UVERworld『浮世CROSSING』:NTV系ドラマ「働きマン」主題歌
より子『ココロの鍵』:TX系ドラマ「死化粧師」エンディング・テーマ
織田哲郎『月ノ涙』:CX系ドラマ「愛の迷宮」主題歌

 CX系のドラマ主題歌情報は追って紹介するとして、今回は大御所がずらり、というよりはわりと新進アーチストの起用が多いようだ。UVERworld、Aqua Timezあたりはドラマ視聴者層との重なりをかなり考えていて、ここで完全に人気上位定着を狙っているようだが。

 続いてアニメ関連。

L'Arc〜en〜Ciel『DAYBREAK'S BELL』:TBS系アニメ「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」主題歌
月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)『チャンス!』:TX系アニメ「きらりん☆レボリューション」OPテーマ
THE BACK HORN『罠』:TBSテレビ系アニメ「機動戦士ガンダム00」EDテーマ
星村麻衣『かけがえのない人へ』:TX系アニメ「獣神演武」EDテーマ
中孝介『種をまく日々』:TX系アニメ「BLEACH」EDテーマ
GARNET CROW『世界はまわると言うけれど』:NTV系アニメ「名探偵コナン」EDテーマ

 こちらはSONY、久住、GIZAとこれまでの流れを汲んだタイアップ。ガンダム新シリーズのラルクは超安全策を見ての第1弾主題歌でしょう。またZARDの最後の未発表音源もタイアップ決定。この中で意外なのはBLEACHと中孝介の組合せか。特にEDのタイアップは最近節操のない人選になってきた気がするが・・・

 実は今回調べていて、10-12月期は映画主題歌の方が盛り上がりそうなことが判明しました。これについては機会を改めて。
百恋歌 / 遠く離れても(DVD付)
エイベックス・エンタテインメント
posted by 覆面Z at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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