2007年08月04日

デュオのボーカルバランスが崩れる時

 数多い男性デュオにとって、それぞれ売りは違えど、ふたりのハーモニーは聴かせどころのひとつだろう。例えばCHAGE and ASKAの場合、ASKAがメインを取り、CHAGEはコーラスに完全に回ることでハーモニーを生み出している。コブクロのように、最初は「黒田メイン+小渕コーラス」が多かったが、両者がメインを取りつつ黒田メイン&小渕コーラスをサビに持ってくる構成が増えてくるなど、その形が変化していくアーチストも多い。

 ここで最近気になっている2組。まず先日デビュー10周年を迎えたKinKi Kidsである。デビュー当時はジャニーズならではのユニゾンが多かった彼ら、徐々に難易度を上げて、最近の曲ではそれぞれのソロ+途中からハモリというパターンが多い。どちらがメイン/ハモリに回るかは曲によって違うようだが、ぞれぞれの発声が変わったせいか、ハモっている時に片方の声が強く聴こえたり、分離して聴こえることが少なくないのだ。また、光一が高音部に回った時の発声がきつそうにも感じる。対等なポジションでデビューし、ここまで来ているだけに、ハーモニーのバランスをとっていくのが今後難しくなりそうな気がする。

 もう1組はCHEMISTRY。彼らもデビュー当時、声質こそ微妙に違ったものの、ほぼ同じ音域&声圧だったことで、ソロもユニゾンもハーモニーも違和感なく聴けた。その後、川畑のトレーニングのせいだと思うが、今や完全に声では川畑が堂珍を圧倒している。堂珍がメインを歌っているときの川畑のハーモニーが前に出すぎて聴こえることが多いのだ。加えて、音楽の好みも相当違ってきている様子。KinKiのようなソロ活動で、一度ユニットに新風を吹き込むと言う手もそろそろあっていいのかもしれないが。

 声も音楽の嗜好も変わってしまった19はあっけなく解散してしまった。2人組は多いが、対等なポジションを続けているのはゆずなど意外と少数派だ(そのへん、女性の方がうまく妥協なり役割分担してやっていけてるのかもしれない)もうひとつの心配は、メンバーのファンの数に大きな差がついた場合。意外とこっちのバランス崩壊の方が影響は大きいのかもしれないけど。

39(初回限定盤)(DVD付)
ジャニーズ・エンタテイメント
posted by 覆面Z at 20:15| Comment(8) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。