2007年08月03日

【緊急】作詞家・阿久悠氏逝去に想う

 昨年までテレビなどでもちらほら見かけていたので、突然の訃報に驚いた。代表曲を選ぶのに困るほどのヒット作を次々と手がけ、「演歌・歌謡曲」にはなくてはならない存在だった作詞家・阿久悠氏が1日逝去。作詞した数は5000曲以上にものぼるという。
 僕は70年代後半のアイドルポップス以前の作品はあまり知らないので、演歌系の曲には疎いのだが(それでも都はるみ、石川さゆり、森昌子・・・大体代表曲が1曲くらいは関わってます)、歌謡曲での筒見京平や都倉俊一、馬飼野康二とのタッグは最強コンビだったと思う。最近でも、阪神大震災復興シングルとして95年に出された「美し都」(平松愛理)やJR西日本のCMで彼の再評価につながった「三都物語」(谷村新司)を手がけている。クライアントからのオファーに対しては、どこまでも妥協なく的確な結果を出してくる、まさに職業作家の仕事だったと思う。
  
 個人的に印象が強いのは、やはりピンクレディー、沢田研二、西条秀樹あたりか。ピンクレディーの、子供には聞かせたくないギリギリの内容ながら(ペッパー警部とか今聴くとすごい内容だ^^)、フリを真似するくらいそれを感じさせない言葉のマジック、ジュリーのボトル片手パフォーマンスや女装から名バラード「時の過ぎゆくままに」までの振り幅の大きさ、ヒデキのワイルド路線を確立した一連のシングル群など、イメージを確立するのにも広げるのにも長けた作詞家だった。

 さすがに80年代後半以降は、特定のアーチストへの楽曲提供が中心になっていったが、それは自分の詞世界を表現してくれるパフォーマーを彼自身が吟味していたことも関係しているのかもしれない。そんな中で、田原俊彦への詞提供が意外に多いのが不思議だ(理由はわからないが・・・)。

 もう年輩の多いスナックでは追悼カラオケが始まっているのだろうか。ZARDの時の比ではなさそうなだけに、数人でよってかかっても全曲制覇は難しいかも(^^;)。
 改めてご冥福をお祈りします。

posted by 覆面Z at 22:07| Comment(2) | TrackBack(1) | 芸能エンタメ関連 | 更新情報をチェックする

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