2007年08月27日

ついに出ましたR35追走のCLIMAX

 あれだけヒットを続けているアルバム「R35 Sweet J-Ballads」の後がまが出てこないなあ、と思ってたら、ついにチャート上位に浮上してきました。24日付けデイリーで3位まで上がってきた「CLIMAX ~DRAMATIC SONGS」だ。全30曲の2枚組。定価3150円。コストパフォーマンス的にはこっちの方が勝ってるかもしれない。では中身を見てみよう。

 最大の特徴は、「R35」以上に多数のレコード会社の曲が入っていること。発売元がソニーなだけに、もちろんソニー系からは久保田利伸、玉置浩二、佐野元春、松田聖子、米米CLUBなど、最も多くの曲が収録されている。さらにavexがELT、ビクターが酒井法子、ファンハウスからも小田和正やNOA、辛島美登里など多数。
 しかもバラード縛りといいながら「世界中の誰よりきっと」など微妙な曲が入っていたR35と違い、全曲が90年代のドラマ主題歌。これはリアルタイムにトレンディドラマを見ていた世代への訴求力は相当だろう。コンピにありがちな、代表曲の出し惜しみ感もさほど感じない。

 しいて残念な点をあげるとすれば、R35との曲のかぶりが6曲あること。そして「R35」に入っていて「Climax」に入っていないアーチストを見ると、稲垣潤一、中西圭三、オリジナル・ラヴ、山根康弘・・・と、女性ファンが多そうなアーチストの名前が軒並み並ぶこと。もう一つは、山根、T-BOLAN、class、藤谷&大内、中西と、今では音源入手が困難な曲が多数収録されていること。「R35」の方がより購入ターゲットの年代、性別まで絞り込まれてる気がする。「Climax」の全方位型選曲がどこまで健闘するか注目したい。
posted by 覆面Z at 20:32| Comment(3) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

スキマスイッチ「全力少年」

 発売4週めもデイリー2位、このまま行けば連続TOP3入り確実なスキマスイッチ「グレイテスト・ヒッツ」。デビュー曲から最新曲まで10枚のシングルと両A面のC/W、楽曲提供曲やコラボ曲のセルフカバーにアルバム代表曲と、非常にバランスがよく、発売順に並んでいるという意味でもオーソドックス内容だ。これまでシングルの代表曲といえる曲がセールス面でなかったようにも思うが、このアルバムでステップアップしたように思う。

 彼らの曲は乱暴に分けるとバラードサイドとPOPSサイドに名曲が多い。いずれも言葉の組合せ、メロディーラインの漂い方に他の誰とも重ならない個性があるのが強みだ(大橋のボーカルには正直、まだそこまでのインパクトを感じていないのが個人的な感想だ)。また、タイトルにえっ!と耳に残るものが多い。そんな中、売上トップクラスでもある「全力少年」(05年)を紹介したい。

 何と言っても、サビのフレーズ「あの頃の僕らはきっと 全力で少年だった」の歌詞にヤラれた。「全力で少年だった」・・・「少年」という単語に能動的な装飾語である「全力で」をかぶせるセンス。この言葉を中心に「ぶっ壊して」「取っ払って」「セカイを開く」と言った強い行動が向かっていっている。その意味で、この言葉がタイトルであるのは必然であり当然なのだ。このタイトル選びは、ドラえもんの映画主題歌となった「ボクノート」が、まるで本当のドラえもんの道具であるかのように、創造的でかつインパクトがある。

 メロディーはBメロ「ガラクタの」の「の」、サビの「渇いた心臓潤せ」などに半音や不思議なコード進行が顔を出す。その後のシングルに比べればひねりは少ない方だ。しかしサビの「さえぎる」の「る」、「とめどない」の「と」の最高音域を含め、音階がジェットコースターのように上下するため、聞いているより結構難しい。「雨待ち風」のサビのように、一定の音を言ったりきたりするパターンなど、いくつかの手グセを持ち合わせているようだ。

 今後は個性を発揮しつつ、いかにスタンダードな名曲を生み出せるかが彼らの宿題だろうか。「奏」でもまだある世代以上の人には難しい。もっとも、名のとおり彼らはPOPS界では王道ではなく、「スキマ産業」を狙った方が展開としては面白そうだが。
全力少年
BMG JAPAN
グレイテスト・ヒッツ
BMG JAPAN
posted by 覆面Z at 23:35| Comment(5) | TrackBack(1) | 覆面的温故知新 | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

YouTubeで最新シングル曲を視聴してみた

 18日の記事「『千の風』は最後のCDシングルミリオンか?」にこんなコメントがついた。

<コメント抜粋>
大体の人がダウンロードだと思います。
自分は倉木麻衣のファンなんでCDは買いますが、それいがいで気になった曲は、ダウンロードです…。
大体CDが高すぎます。
わざわざ1000円出すような曲もそんなにないです…。


 その前には(記事忘れちゃいましたが)、「YouTubeとかでPV含めてタダで視聴できるから、それから本当に聴きたいものしか買わない」ってのもあった。本当なんだろうか、と思い、今週の週間チャート上位10曲がYouTubeで見られるかどうか確めてみた。結果は次のとおり(8月23日現在)

1位 こころ 小田和正:月9「ファースト・キス」OPバージョンのみ(2分弱)。
 ※PVは本日午後時点でレコード会社からブロックがかけられ、夜までに削除
2位 本日、未熟者 TOKIO:PVあり
3位 GREEN DAYS 槇原敬之:PVあり
4位 Lifetime Respect -女編- RSP:PVあり
5位 俄然Yeah! mihimaru GT:PVあり
6位 千の風になって 秋川雅史:PVと思われるものはなかったがテレビ出演など多数あり
7位 Hey!Say! Hey!Say!7:PVあり
8位 ギリギリガガンガン ザ・クロマニヨンズ:PVあり
9位 Answer FLOW:PVあり
10位 ALONES Aqua Timez:PVあり(+アニメOPバージョンも)

 なんと10曲中8曲のPVが視聴可能だった。まさかあの肖像権にうるさいジャニーズの発売間もない曲まで見られるとは。 小田和正は上記に書いているとおり。ちなみにPVの出典はスペースシャワー(左上に「S」文字が入ってるの)ともう一箇所(右下にサイコロ形のロゴが入っている)の2つが多かったみたい。

 他にもいくつか見てみた。まず浜崎あゆみ「glitter」、倖田來未「FREAKY」はPVなし。なぜか大塚愛「PEACH」、EXILE「SUMMER TIME LOVE」はPVあり。このへんの差は何なんでしょうか。ジャニ勢ではKAT-TUN「喜びの歌」、KinKi Kids「BRAND NEW SONG」もあり。意外なところでは小田和正と同じBMG JAPANののDEEN「夢の蕾」、秦基博の「鱗」あたりがありませんでした(SEAMO、ザ・クロマニヨンズはあったんで、レコード会社から削除要請があったんじゃなくて単にアップされてなかっただけかな?)

 画質音質はともかく、これだけいろいろ見られちゃうと「聴き捨て可能な」曲の売上は減っちゃうかも。逆にここをきっかけに、ネットクチコミの広がりで新人をブレイクさせる使い方もあると思うんですけどね。
glitter/fated(DVD付)
AVEX GROUP HOLDINGS.(ADI)(M)
posted by 覆面Z at 19:32| Comment(18) | TrackBack(0) | メディア雑感 | 更新情報をチェックする

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