2007年07月22日

松任谷由実「リフレインが叫んでる」

 今週のシングル週間チャートでユーミンが参加したコラボが首位を獲得したので、今回の温故知新は松任谷由実を取り上げます。名曲だらけの彼女、本当に選曲に困りました。で、今回だけはどうしてもシングル曲から選べなかったので・・・何年か前にユーミンのラジオ番組でファン投票をやっていた時にも1位を獲得していた「リフレインが叫んでる」(1988年「Delight Slight Light KISS」収録)です。この曲、僕にとっては涙なくして語れません(^^;)。

 ピアノの短いイントロから入り、「どうしてどうして僕たちは~」という印象的なサビメロから入る構成。サビとAメロ(サビ以外)の長さのバランス、1番サビからのアレンジの盛り上げから間奏に至るまで、楽曲に全くムダがないといっていいでしょう。コード進行はせつない系を醸し出すよくある循環コードの組合せで、特に転調などのヒネリはないのですが、それだけに乗っかるメロディーの良さが問われるところ。「ユーミンの曲」という主張をひそかに強く感じるメロディーラインです。

 詞の方も秀逸。タイトルからして最小限の単語連結で、別れるまで感じなかった哀しげな空間をイメージさせる内容になっています。歌詞にうまく車を織り込んでいますが、当時三菱自動車CMとのタイアップが恒例となっていた時期。クライアントの要求、時代の空気、いろんなものを読み取り、研ぎ澄ませて作品に昇華する力が彼女には備わっていたのでしょう。このあと続けてCM曲となった「WANDERER」「情熱に届かない-Don't let me go-」も好きです。今や三菱自動車の会社自体は大変なことになっていますが、当時はパジェロを初めRVブームでそれは飛ぶ取り落とす勢いでした・・・

 一時荒井由実的フォーキーな方向へシフトしていましたが、今年は「シャングリラ」などで本人のテンションも高いのか、「ミュージック」もポップな作品になっています。やはり時代を超えて、いい歌は聴き継がれていくんでしょうね、その見本のような曲だと思います。
Delight Slight Light KISS
EMI Records Japan
posted by 覆面Z at 19:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 覆面的温故知新 | 更新情報をチェックする

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