2007年06月23日

安室奈美恵「a walk in the park」

 先日NHKのZARD追悼特集番組で、90年代に最もシングルを売った女性ボーカルアーチストの順位が紹介されていました。ちなみに1位がZARD、2位安室、3位ドリカムとのこと(SPEEDあたりは活動期間が短かったからかな)。そう考えると、この3組が今だに現役でTOP10クラスのヒットを放っていることに改めて感心したりもしたのですが、今回はそこにも出てきた安室奈美恵の1曲。小室哲哉(TK)プロデュース&ミリオン連発の時代、結婚→復帰後の路線模索期、離婚してからの和製ジャネットジャクソン的R&B邁進期それぞれに紹介したい曲があって、迷いに迷いました。
 で、おそらくあまり取り上げられることがないであろう僕の好きな曲「a walk in the park」(1996年)にしました。ちなみに最大のヒット「CAN YOU CELEBRATE?」の1つ前のシングル。だから余計に影が薄いです(^^;)。

 アルバム「SWEET 19 BLUES」でTK的R&Bにひと段落つけ、少し路線を広げ始めた時期にあたります。当時のTKにしては詞に具体的な描写が少なく、彼女の年齢からは少し背伸びした感じのあった世界、ギターアレンジと打ち込みリズムのと同居など、前後のシングルと比べてもかなり異色な曲です。が、一番驚いたのは、Aメロが字詰まりの歌詞に対してBメロ以降音符の数が極端に少なくなり、短い歌詞の中でa walk(ひとり歩き)の一点に映像が集中していくところでした。特別難しい言葉は使っていないけれど、こういう恋愛感情の描き方もあるんだと感じた記憶があります。
 8ビートなのに、それまでの曲より洋のテイストを感じ、僕にとってはpark=ニューヨークの公園あたりを朝颯爽と歩いているイメージです。

 その後、シングルはバラードとヒップポップ+R&B系路線を行ったり来たりでうまくバランスを取りつつ、アルバムでやりたいことを突き詰めている印象があります。個人的には、たぐい稀なるボーカリストの本領発揮の場として、先日の「Baby,Don't Cry」や「Say the word」のようなメロディーのあるものも定期的に出してほしいな、と思うんですけどね。
Concentration 20
エイベックス・トラックス
a walk in the park
avex trax
posted by 覆面Z at 10:13| Comment(3) | TrackBack(0) | 覆面的温故知新 | 更新情報をチェックする

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