2007年05月26日

最近の男性ボーカルのキーの異常な高さ

 最近のヒット曲を聴いていて気になることがある。90年代半ば以降のTKブームからavexアーチスト、R&B全盛期にわたって、女性ボーカルの楽曲がひたすら高音域を目指して作られていたときがあった。華原朋美、globe、あゆ、ELT、宇多田ヒカル、MISIAあたりがそうだろうか。

 で、近ごろ男性ボーカルのキーが異常に高くなっているような気がする。これまでもTHE ALFEE(高見沢)、B'z、スピッツ、GLAYなどはカラオケでも原曲で歌うのが厳しいほど高音域の歌が多かったが、大半が地声での音域だった。一方で直近の曲によく見られるのはファルセットを使って音域を上に広げているケースだ。

 先週の週間チャートでも、桑田佳祐、コブクロ、KinKi Kidsなど、初期の作品ではあまり使われていなかったアーチストの作品にファルセットが使われている(EXILEは今回はそう目立たないが過去の作品では結構出現率高し)。特に桑田の今作は、ラストにかけてほぼオールファルセット。
 ミスチルやSEAMOの昨年のヒット曲でもかなり目立つところに使われている。さらに直近では森山直太朗や中孝介、あと平井堅や槇原敬之などもともと地声とファルセットの境目がわかりづらい声質のアーチストも増えてきている。

 一方でバンド勢の多数は依然オール地声派だし、曲の多様性という意味では興味深いと思う。が、ヒップホップ系楽曲は歌詞を追うだけでついていけず、ファルセットに慣れていない世代には最近の曲も難しい・・・カラオケで歌われる曲が特定のアーチストに集中してしまう理由のひとつがここにあるような気がする。ジャニーズ勢や福山雅治あたりの「普通のキー」組に意外な希少価値が出てくるのかも。いずれにせよ、あまりに曲が難しくなりすぎると「みんなで歌える歌」は確実に減っていきそうな気がする。
明日晴れるかな (初回限定盤)
ビクターエンタテインメント
posted by 覆面Z at 20:18| Comment(5) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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