2007年05月11日

「R35」ヒットから見える今のJ-POPにないもの

 オムニバス盤「R35 Sweet J-Ballads」の売れ行きが好調だ。この企画、もともと洋楽コンピ盤「R35」→ディスコ盤と来て初のJ-POP集なので、特に目新しい企画というわけでもない。タイトルも何となくフリーペーパーの「R25」が元ネタっぽいし。でも、内容を見ると売れるべくして売れているのが改めてよくわかる。

 もちろん過去のドラマやCMタイアップで大ヒットした曲満載なのも要因だが、一方でかなりクセのある曲も多い。
 多少の異議はあると思うが、自分なりに分類してみた。

●SAY YES、君がいるだけで、もう恋なんてしない、壊れかけのRadio(若干意味合いは違うが)
 →今も現役で活躍中のアーチストの代表作

●Get Along Together~愛を贈りたいから~、クリスマスキャロルの頃には、Woman、愛が生まれた日、夏の日の1993
 →今となっては限りなく一発屋に近いが、曲自体のインパクトは強い名曲。まとめて聴けるのなら手元に置いときたい。

●TRUE LOVE、シングルベッド、何も言えなくて・・・夏、離したくはない
 →今も活躍しているが、ベスト盤を買ってまで聴こうとは思わない作品。でもまとめて聴けるなら手元に置いときたい。

●サボテンの花、世界中の誰よりきっと、接吻 kiss
 →現在は解散、メンバーチェンジなどで音源が手に入りづらい作品。

 この「まとめて聴けるのなら手元に置いときたい」のさじ加減が絶妙だと思うのだ。しかも対象はちょうど8cmCDシングルが主流で、当時のCDをおそらくいったんは処分したであろういないエアポケットの期間。さらに比較的広範囲のレーベルを網羅している。近年にないヒット企画だと思う。

 これと同じ企画を、例えばソニーやavex、GIZAグループでできるかどうか。ソニーの80年代ソングライター黄金期ならできると思うが(実際EPIC25周年?とかで出てますよね)、avex系アーチストでまず代表曲を選ぶのに苦戦しそう。で、並べたらどれも同じ色合いになりそう。GIZAもしかり・・・と考えると、直近10年くらいのJ-POPに欠けているものが見えてくるのではないか。
R35 Sweet J-Ballads
ワーナーミュージック・ジャパン
posted by 覆面Z at 20:23| Comment(10) | TrackBack(0) | J-POPよもやま | 更新情報をチェックする

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